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1. 『菜の花』は英語で何て言うの?
『菜の花』を表す英単語は、主に2つです。
- field mustard
- canola flower
学術名は、
- Brassica napus: セイヨウアブラナ
Brassica napus は、難しすぎるので、会話でオススメなのは、field mustard♡
下の2つも単語としては存在しますが、春の可愛い菜の花イメージが崩れるからか、あまり使われていません。
- rape flower
- rape blossom
Google books の Ngram VIewer
↑ Canola flower は Ngram VIewer に登録がありませんが、言葉は存在するので使って大丈夫。
キャノーラオイルになる花として、割とよく使われます。
2. 菜の花はレイプ系?
菜の花をレイプフラワーと呼ぶことはほぼ皆無ですが、アブラナ科の植物は同種の自分以外の花粉とだけ交配する性質があります。
結果、珍種や交雑種が多いんですって。
キャベッコリ(キャベツの中にブロッコリが入ってた!)とかもあるらしく、菜の花にもレイプフラワーの資質はあるのかも。
3. rape は単なるホモニム
rape flower の rape の由来はラテン語の『rapa: カブ。』(英語でカブは turnip)
rape: レイプ、強姦の rape の由来は、ラテン語の『rapere: 奪う』です。
同じ発音、同じスペルですが、全く関係ありません。
ちょっと面白かったのに、残念!
4. 『菜の花畑』は英語でなんて言うの?
菜の花畑の英語には
- canola field
- mustard field
- yellow field
- rape / rapeseed field
などが使われます。(どれも頻度は同じくらい。)
yellow field は sunflower field: ひまわり畑 の意味も。
詩的な表現で可愛いですよね♡
5. field は畑の意味では可算名詞
field は通常可算名詞なので、冠詞か複数形のS がつきます。
- a canola field
- mustard fields
6. レイプシードオイルとキャノーラオイル
Canola oil の本当の名前は、rapeseed oil: 菜種油 で、キャノーラオイルは商標です。
毒性が強く、食用油としての使用が禁止されていたレイプシードオイルを、品種改良後して、食用OKにしたのがキャノーラ油。
カナダの会社が、レイプシードじゃ売れなさそうだから、
Canada + oleo(油)= Canola
と素敵にネーミングしたのが始まり。
ですので、レイプフラワーは使わなくても、レイプシードオイルの名称は普通に使われています。
7. アブラナ科の野菜
菜の花は、アブラナ科アブラナ属の総称なので、アブラナ科の代表的な野菜の英語もあげておきますね。
- cabbage: キャベツ
- broccoli: ブロッコリー
- cauliflower: カリフラワー
- kale: ケール
- Brussels sprouts: 芽キャベツ
- turnip: かぶ
- napa cabbage: 白菜
- bok choy: チンゲンサイ
- arugula: ルッコラ
- watercress: クレソン
- radish: ハツカダイコン、大根、ラディッシュ
- horseradish: 西洋わさび
- wasabi: わさび
言われてみれば何となく似てる?!
どの呼び名を使うかは地域性もあるし、人にもよります。
お好みの呼び方で♡
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