プライベートやビジネスで、待ち合わせのインフォメーションを英語で書く時。
『日付と時間と場所を書く順番は、どれが先だっけ?』って悩んだことありませんか?
明確なガイドラインは設定されてないのですが、なんとなくの法則があります。
なんとなくでも、ルールに反すると変な感じ。
ビジネスでは特に気になるところだったりしますよね。
ミーティングを設定する時やアポイントメントをとる時にも、よかったら参考にしてみてください。
- Table of contents -
1. 曜日・日付
DD: Day of the week + Date
曜日と日付の順番は決まっています。
曜日の位置は日付の直前。
曜日は日付の一部で、位置が離れることはありません。 くっつけて書きます!
Saturday, April 28, 2023
2023 年 4 月 28 日土曜日
詳細は年月日の正しい英語表記、知ってる? 英米で違う月日の順番に。
2. 曜日・日付・時間・場所
DDTL: Day of the week + Date + Time + Location
お知らせなどでよく使われる語順です。
Friday, May 4 2023, 4:00 PM, Yoyogi Park
2023 年 5 月 4 日金曜日、午後 4:00、代々木公園にて
*単語レベルで並べる時は、at Yoyogi Park の at はよく省略されます。
The meeting will be held on Friday, May 5 2023, at 9:00 AM in the conference room.
ミーティングは、2023 年 5 月 5 日金曜日午前 9:00、会議室にて行われます。
*the conference room の前置詞は、at より in が好まれます。よく知っている場所で、中にいる状況を想像しやすいから。
3. 日付・時間・場所
DTL: Date + Time + Location
曜日を書かないケースです。一番よく見かけるもの。
TDLなどの順番もありますが、DTLの方が一般的。日本語で日時+場所として覚えても。
May 5, 2024, 8:00 AM, Cafeteria
5 月 5 日午前 8:00、カフェテリアにて
July 12, 2024, 6:00 – 8:00 p.m. local time, Roof Top Bar at G Hotel
7 月 12 日午後 6:00 – 8:00 (現地時間)、G ホテルの Roof Top Bar にて。
local time: 現地時間
4. 日付・時間
DT: Date + Time
TD: Date + Time
例えば、英会話のカフェレッスンのような、場所がいつも同じ場合。
Can I book a lesson on August 22nd at 7 PM?
Can I book a lesson at 7 PM on August 22nd?
8 月 22 日午後 7 時にレッスンを予約できますか?
5. 曜日・日付・時間
DDT: Day of the Week + Date + Time
TDD: Time + Day of the Week + Date
曜日+日付はこの順番で。時間は前でも後でも構いません。
Can I schedule the next lesson for Sunday, May 27, at 10 AM?
Can I schedule the next lesson for 10 AM on Sunday, May 27?
次のレッスン予約を 5 月 27 日日曜日、午前 10 時でお願いできますか?
6. 時間・場所
TL: Time + Location
LT: Location + Time
日付や曜日がわかりきっている時。時間が先でも場所が先でもOKです。
I would like to meet you at 3 PM at this place.
I would like to meet you at this place at 3 PM.
午後 3 時にここででお会いできますか?
ところで、代名詞の here を使うときは場所・時間の順番が一般的です。
Let’s meet here at 7 PM.
明日 7 時にここで会おう。
△ Let’s meet at 7 PM here. はあまり自然な感じがしません。
7. 時間
T:Time
カジュアルに時間だけ伝える時もありますよね!
わかりきっている時は AM, PM 表記はなくて大丈夫です。
Let’s meet up tomorrow morning at 8:00!
明日午前 8:00に会おう!
See you at MUD COFFEE at 7
C U @7 @MUD COFFEE(略語バージョン)
MUD COFFEEで 7 時にね
8. 時刻の書き方
12時間システムを採用している国 12 – hour clock
英語圏は12時間制が多いので、AM / PM をつけて午前と午後を区別します。
- アメリカ合衆国
- オーストラリア
- カナダ(ケベック以外)
- ニュージーランド
- フィリピン
24時間システムを採用している国 24 – hour system
他のほとんどの国。日本も24時間制の国の一つですが、12時間表記もあります。
12 noon & 12 midnight
12:00 AM 、 12:00 PM だとお昼か夜中かはっきりしないので、推奨されている表記方法は12 noon と12 midnightです。
- 12:00 AM = 12 noon = noon (午前0時 / 午後12時 / 0:00 am / 12:00 pm)
- 12:00 PM = 12 midnight = midnight(午後0時 / 午前12時 / 12:00 am)
カッコ内は日本国内の表記法。午前0時と午後12時が一緒で午後0時と午前12時が同じ。英語の方がシンプル。
AM, PMの略語
- 午前 AM A.M. am a.m.
- 午後 PM P.M. pm p.m.
上記のどれを使っても構いません。
ピリオドは省略している方がスッキリしていて個人的には好きですが、つける方が正式だとピリオドを好む人もいます。
センテンスの最後に来る場合のピリオドは 1 つです。
省略語全般に言えることですが、
A.M..
にはなりません。
コンマの時はピリオドは取らないで
p.m.,
が普通です。
9. DST: Daylight Saving Time
夏時間がある国は、気をつけましょう。サマータイムの間は通常時と 1 時間差があります。スカイプセッション、テレコンの時等は特に気をつけて。
10. 頭が混乱しちゃったら
曜日が日付の前にあれば、後の語順は割とフレキシブルです。
ただ決まったガイドラインがないと、英語が母国語でない場合逆にややこしいと感じるかも。
曜日と日付の間には時間を入れないことだけ注意して、後は響きの良さと語呂のよさで語順を決めてしまいましょう。
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