『テキストの英語は理解できるけど、普通の会話が分からない!』って悩んだことはありませんか?
海外ドラマを見たり、海外生活を経験したりしているといいのですが、学校でテキストばかり勉強していると自然な会話が理解できなくなることがあります。
英語の口語表現に対する勘違いもこの問題を招く原因の一つ (∩´﹏`∩)。
- Table of contents -
1. 口語 = スラングではない
口語は普通の話し言葉です。一部の人が使用するスラングではありません。
スラングは知らなくてもなんとかなりますが、口語表現を知らないと会話は困難 (><)
以下は、日常会話での頻出単語です ↓
- weird: 変な、怪しい
- stuff: モノ、コト
2. 書き言葉 = 話し言葉ではない
リンキング(単語を繋げて発音する)は口語の特徴の一つですが、
使用される単語自体も、書き言葉とはちょっと違います。
話し言葉ではより簡単な単語や言い回しが好まれます。
難しい単語を使ってると、
- stuck-up guy: 高慢なやつ
のレッテルを貼られちゃうことも。
テキストの英語は基本的に書き言葉。(書いてあるものね!)
口語を学ぶのは、海外ドラマが一番おすすめ。口語表現を載せてある英語関連の本や、Youtube、Instagram、Podcast でも可能です。
3. 文語、口語、スラングの区別
文語、口語、 スラングは性質が異なりますが、重なる部分もあります。
文語(書き言葉)written language
- 書くときに使う言葉。
- 新聞、テキスト、正式な書類など。
- フォーマルなシーン
口語(話し言葉)spoken language, colloquialism, colloquial
- 英語ネイティブ(アメリカ)のほとんどの人が知っていて、使っている言葉。
- 日常会話で使われている言葉。
- 本の中のカギ括弧の中のセリフ
- カジュアルなシーン
スラング(俗語)slang
- 使う層が限定されていて、流行り廃りがあるもの。
- ギャル語(若者言葉)や流行語など。一部の隠語も含まれる。
- 超カジュアルなシーン
最初のスタートがスラングでも、一般的に広まってめでたく標準的な口語に格上げされて、辞書入りになる単語もあります。
4. ジャーゴン(隠語)
訳の分からない言葉という意味のジャーゴン(隠語)。
ジャーゴン (隠語) jargon
- 使う層が限定されていて、一般的には意味が分からないもの。
- インターネットスラングや業界用語など。
- 限られたカジュアルなシーンで使われる。
5. swear words(卑語)curse words / dirty words / four letter words
スラングというと、f で始まる4文字が頭に浮かぶ人もいるみたいですが、これらはスラングとは別のカテゴリーです。
雰囲気的には超スラングですが、流行り廃りはなくて昔からある罵り言葉。
- 一般的に知られている単語。
- 独り言で使うことが多い。痛い目にあったときなんかに使う。
- 会話で使用する際は、誰かを侮辱するとき、不快な気分にさせるために使う。
- フォーマルな場面では絶対使わない。
- 一応、テレビ放送等では使ってはいけない。
Sex and the City の最初の頃の放送で Mr. Big が “Abso-~ing-lutely! ” と言ったシーンは当時センセーショナルでしたが、最近はメディアでもよく使われているので、禁止用語ではなくて自粛用語といった風になってきています。
セクシャルなものが大半で、中には宗教的なものも含まれます。
こういう単語じゃないと自分の怒りを表現できない!って時は、誰にも聞こえないところで独り言で (^^)
口語表現を知れば、海外ドラマも映画も、アフター5の英語での飲み会もランチも100倍ハッピーに♡
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Totally phyched!
超ワクワク!