第4文型 SVOO の形でよく使われる動詞をリストにしました。
第3文型 SVO に書き換えた場合の前置詞、 to / for もひと目でわかります!
目次をクリックすると例文が出てきます♡
- Table of contents -
1. SVOO 動詞一覧 / SVO + to ~
第3文型 SVO への書き換えで、to を使う動詞です。
deny: 与える
She denies her daughter nothing.
彼女は娘の要求を全部聞いちゃうんだ。
SVO: She denies nothing to her daughter.
email: Eメールを送る
He emailed me a login link.
彼がメールでログインのURLを送ってきたの。
SVO: He emailed a login link to me.
forward: 転送する
Please forward me the email.
Eメールを転送してください。
SVO: Please forward the email to me.
give: あげる
You gave me love.
君は僕に愛をくれた。
SVO: You gave love to me.
hand: 手渡す
Can you hand me the papers?
書類をとってくれる?
SVO: I can hand them to you.
* papers: 書類、論文
lend: タダで貸す
Could you lend me your ear for a sec?
ちょっと耳かしてくれる?
* lend an ear: 耳をかす
SVO: Could you lend that to me?
mail: 郵送する
They’ll mail you samples.
サンプルを郵送してくれるよ。
SVO: They’ll mail samples to you.
offer: 提供する
He offered me his credit card.
彼、クレジットカードをくれるって。
SVO: He offered his credit card to me.
owe: 負う
I owe you one.
一つ借りができたね。
SVO: I owe it to you.
pass: 手渡す
Could you pass me the salt?
塩とってくれる?
SVO: Could you pass it to me?
sell: 売る
He sold me a lemon.
彼は欠陥商品を売りつけたのよ。
* lemon 欠陥品、出来損ない
SVO: He sold a lemon to me.
send: 送る
Send me a message.
メッセージ送ってね。
* drop me a line と同じ。
SVO: Please send it to me.
show: 見せる
Can you show me the way?
行き方を教えてくれる?
SVO: Can you show it to me?
teach: 教える
I’ll teach you English.
英語を教えるよ。
SVO: I will be teaching English to foreign students.
tell: 言う
You should tell him the truth.
彼に本当のことを言うべきだわ。
SVO: You should tell the truth to your boyfriend.
throw: 投げる
Throw me a bone!
ちょっとは援助して!
SVO: He has thrown a bone to that poor guy.
toss: ぽんっと投げる
Toss me my keys.
鍵投げて。
SVO: Toss them to me.
wish: 祈る
Wish me luck!
幸運を祈ってね!
SVO: I wish all the best of luck to you.
write: 手紙を書く
He never wrote me a line.
彼は全くメッセージをくれなかったわ。
SVO: He never wrote a line to me.
2. SVOO 動詞一覧 / SVO + for ~
第3文型への書き換えで、for を使う動詞です。
bake: オーブンで焼く
I baked him some bread .
彼にパンを焼くたの。
SVO: I baked some bread for him.
お家を買ってあげる。
buy: 買う
I’ll buy you a drink.
いっぱい奢るよ。
SVO: I’ll buy a house for you.
お家を買ってあげる。
book: 予約する
Can you book me a room in your hotel?
ホテルに一部屋予約をお願いできますか?
SVO: Can you book a room for me in your hotel?
cook: 料理する
Grandpa cooked us dinner.
おじいちゃんが僕たちに夕食を作ってくれた。
SVO: Grandpa cooked dinner for us.
find: 見つける
Let’s find you a girl!
君の彼女を見つけよう!
SVO: Let’s find a girl for you!
get: 手に入れる
Can I get you something?
何か持ってきてあげようか?
SVO: Can I get something for you?
grab: サッと掴む
Can you grab me a beer?
ビール持ってきてくれる?
SVO: Can I grab that for you?
それとってきてあげようか?
knit: 編む
He knit his cat a scarf.
彼は、猫にマフラーを編んだ。
SVO: He knit a scarf for his cat.
* knit の活用は、knit-knit-knit か、knit-knitted-knitted。
* scarf: マフラー。
make: 作る
I made him a cake.
私は彼にケーキを作った。
SVO: I made a cake for him.
order: 注文する
Siri orders you a pizza.
Siri は、君のためにピザを頼んでくれるよ。
SVO: Siri orders a pizza for you.
play: 映像を流す、演奏する
Google plays me movies.
グーグルは映画をプレイしてくれる。
SVO: Google plays movies for me.
pour: 注ぐ
She poured me a cup of tea.
彼女は紅茶を注いでくれた。
SVO: She poured a cup of tea for me.
prepare: 準備する
I’ll prepare you an excellent dessert.
君のために素晴らしいデザートを用意するよ。
SVO: I’ll prepare an excellent dessert for you.
save: キープする
Save me a seat.
席取っといて。
SVO: Save a seat for me.
* お金、労力、時間を省かせる』の意味では、SVO の形にはできない。
sing: 歌を歌う
He sang me a love song.
彼は、私にラブソングを歌ってくれたわ。
SVO: He sang a love song for me.
spare: 時間をさく、お金を与える
Can you spare me a little time?
ちょっと時間を割いてくれる?
SVO: Can you spare a little time for me?
*『苦労、苦痛から逃れさせる』の意味では、SVO の形にはできない。
take: 必要とする、時間、労力、お金がかかる
It took me a while.
しばらく時間がかかった。
SVO: It took a while for me.
* It took a while for 人 は、歌詞で見かけるくらいで、あまり使われない。
3. SVOO 動詞一覧 / SVO + to ~, + for ~
第3文型への書き換えで、to と for、どちらも使える動詞です。
- to = 単なる方向を示す
- for = 誰かのために♡
ニュアンスが違うので使い分けて。
bring: 持ってくる
He brought me wine.
彼はワインを持ってきてくれたの。
SVO: He brought wine to me.
SVO: He brought wine for me.
do: する
Could you do me a favor?
お願いしてもいい?
SVO: How could you do this to me?
SVO: Could you do that for me?
* 嫌なことは to。
leave: 残す
She left me some work.
彼女は仕事を残した。
SVO: She left some work to me.
SVO: She left some work for me.
* この場合 for は皮肉。
read: 読んであげる
I’ll read you a story.
本を読んであげるわ。
SVO: I’ll read a story to you.
SVO: I’ll read a story for you.
His ideas won him great popular support.
4. SVOO → SVO の書き換えができない動詞
『マイナスのことを与える』動詞には第4文型から第3文型への書き換えができないものもあります。
charge: 請求する
My landlord is charging me a big late fee.
大家さんが、遅延金をふっかけてきてるんだ。
cost: お金や労力がかかる
It will cost me a fortune.
すっごく高くつきそう。
envy: 羨む
I envy you your peace of mind.
あなたの心の静けさが羨ましいわ。
― Charlotte Brontë, Jane Eyre.
* envy はあまり使われません。代わりに jealous や、You’re lucky! を使います。
5. 意味によっては、SVO にならない動詞
以下の動詞は、『人』に『マイナスのことを与える』場合の意味に限って、SVO の構文がありません。
save: お金、労力、時間を省かせる
I bet you saved me $500.
あなたのおかげで、500ドルは浮いたわ。
* 『とっておく、救う』の意味では、SVO + for ~
spare: 苦労、苦痛から逃れさせる
Spare me the details.
詳細はいいから。
* spare me: 勘弁して
* 『時間をさく、お金を与える』の意味では、SVO + for ~
6. SVOO の構文
- SVOO = 主語 + 動詞 + 間接目的語(人) + 直接目的語(モノ)
He gave me a ring.
彼は私にリングをくれた。
7. SVOO の覚え方
- SV + ヒト + モノ
- SV + 人物(ジンブツ)
漢字でも覚えておくと、『物人』にならなくて済みます(^^)。
8. SVO への書き換え / to と for の見分け方
第3文型 SVO に書き換える時の前置詞は、to か for になります。
(ask me something の SVO: ask something of me は古すぎて誰も使ってないので無視して OK。)
to と for のどちらになるかの基準は、前置詞の性質で ↓
- to は、対象の人に向かって、S から情報やモノが移動するイメージ(S → 相手)
- for は、対象の人のために S が一人で頑張るイメージ(S ♡ 相手)
こんな考え方でも ↓
- 対象の人が存在しないと無理!な動詞 → to
- 対象の人がいなくても OK な動詞 → for
9. SVO にした方がいい時
SVOO の構文を、あえて、SVO にした方が良い時もあります。
- SVOO『何を』に代名詞 it を使う時。
- SVOO『誰に』の部分が長い時。
- SVOO『誰に』の部分を強調したい時。
代名詞 it を使う場合は、SVOO の形はとれないので気をつけて。
SVOO『何を』に代名詞 it を使う時
Leave it to me. (SVO)
任せてください。
× Leave me it. (SVOO)
SVOO『誰に』の部分が長い時
I sent a letter to a friend of mine. (SVO)
友達の一人に手紙を送った。
△ I sent a friend of mine a letter. (SVOO)
SVOO『誰に』の部分を強調したい時
He gave a present to me. (SVO)
彼は私にプレゼントをくれたのよ。
He gave me a birthday present. (SVOO)
彼はプレゼントをくれた。
* 命令文の時、主語 S は省略されます。
10. Happy Birthday to You! が for じゃないのは?
『Happy Birthday to You』は、もとは『Good Morning to All』の替え歌。
Good morning to you,
Good morning to you,
Good morning, dear children,
Good morning to all.
Patty and Mildred J. Hill in 1893
↓
Happy Birthday to you,
Happy Birthday to you,
Happy Birthday, dear お名前,
Happy Birthday to you.
歌の意味は、『ハッピーバースデーをあなたに!』。
フルセンテンスで書くと、動詞は wish です。
- I wish you good morning.
- I wish you happy birthday.
wish に使う前置詞は to で、sing に使う前置詞は for。
だから、Happy Birthday to You! を誰かのために歌ったら、
We sang Happy Birthday song for you.
君のために、ハッピーバースデイソングを歌ったよ。
SVOO にできる動詞は比較的簡単な動詞です。
難しい単語を使うとヘンな感じになるので気をつけて!
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