目的語にto不定詞か動名詞がくるのは、以下の4パターン。
- SV + to不定詞のみOK
- SV + 動名詞のみOK
- SV + to不定詞 / 動名詞(どっちを使ってもほとんど同じ意味)
- SV + to不定詞 / 動名詞(どっちを使うかで違う意味になる)
ここでは、以下を説明しています。
- SV + to不定詞 / 動名詞(どっちを使うかで違う意味になる)
このカテゴリーに属する動詞の場合、to不定詞と動名詞のどちらを使うかは、以下で判別できます。
- これからすること → to不定詞 = to do
- これまでにしていたこと → 動名詞 = ~ing
シンプルで分かりやすいですよね♡
例文です ↓
- Table of contents -
1. forget: 忘れる
forget to do: 〜することを忘れる
Mommy forgot to give me a kiss on her way out.
ママは家を出る時、僕にキスするのを忘れたんだよ。
forgot ~ing: 〜したことを忘れる
Mommy forgot giving me a kiss on her way out.
ママは家を出る時に僕にキスしたことを忘れちゃったんだよ。
2. go on: 続ける
go on to do: 続けて〜をする、〜することを続ける
He went on to explain that he liked me because I was weird.
彼は続けて、私が変なやつだから好きになったんだって説明したの。
go on ~ing: 〜することを続ける
He went on explaining that he liked me because I was weird.
彼は、私が変なやつだから好きになったっていう説明を続けたの。
3. remember: 思い出す
remember to do: 〜することを思い出す
She remembered to text her ex on his birthday.
彼女は彼女の元カレにメッセージを送ることを思い出した。
remember ~ing: 〜したことを思いだす
She remembered texting her ex on his birthday.
彼女は、彼女の元カレにメッセージを送っていたことを思い出した。
4. try: 試みる
try to do: 〜しようとする
I tried to make my BF jealous but it backfired.
彼にやきもちをやかせようとしたんだけど、裏目に出ちゃったわ。
try ~ing: 〜することを試しにやってみる
I tried making my GF jealous and it backfired.
試しに彼女に嫉妬させてみたら、裏目に出ちゃったよ。
5. regret: 後悔する
regret to do: 〜することが残念。
We regret to inform you that your flight has been cancelled.
遺憾ながら、あなたのフライトがキャンセルされたことをお伝えします。
regret ~ing: 〜したことを後悔する
I regret telling you I love you too soon.
君に愛してるって早く言いすぎたことを後悔してるんだ。
6. stop: 止まる、止める
stop to do: 立ち止まって〜をする、〜をするために立ち止まる
I stopped to drink coffee.
僕は、立ち止まってコーヒーを飲んだ。
* この場合、to不定詞は副詞的用法で『〜するために』。ちなみに他の例は名詞的用法で『〜すること』。
stop ~ing: 〜することをやめる
I stopped drinking coffee cold turkey.
僕は、コーヒーを飲むことをスパッとやめたよ。
7. quit: やめる
quit to do: 〜するためにやめる
I quit to lose weight.
痩せるために(何かを)やめたの。
quit ~ing: 〜することをやめる
I quit drinking to lose weight.
痩せるためにお酒をやめたの。
8. need: 必要とする
need はちょっと変わった使われ方をするので要注意です。
もともと need は to不定詞のみが続く動詞で、人が主語になっている時は、動名詞の~ing は使えません。
need to do: 〜することを必要とする
I need to lose my muffin top.
私のお腹のはみ肉をなくさなくっちゃ。
× I need losing my muffin top.
to不定詞と動名詞の両方が使える時は、to不定詞が受け身の時のみです。
My phone needs to be fixed.
僕の電話は修理が必要。
○My phone needs fixing.(fixing = to be fixed)
日本語でも、『修理されること』より『修理』といった方が自然。
だから動名詞でも大丈夫♡
* 例外的な用法なので、この時の need ~ing は未来のこと。
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