Are you ~ ? か、Do you ~ ? か分からないことって、英語の勉強を始めた頃はよくありますよね。
『be動詞と一般動詞は一緒に使えない』ので、一般動詞があれば Do、なければ Are です。
注意したいのは、進行形や受動態、to 不定詞の直前の be。
この時の be動詞は助動詞だと思って。
Can や Have などの助動詞があれば、be動詞、一般動詞に関わらず Can you ~ ? や Have you ~ ? で♡
- Table of contents -
1. 一般動詞って何?
動詞には
- 一般動詞
- be動詞
の2種類があります。
一般動詞は、be動詞以外の全ての動詞(いわゆる普通の動詞)。
一般動詞には、動作動詞と状態動詞がありますが、使い方は同じです。
Today I learned his name. (動作動詞)
今日、彼の名前を知ったの。
I know his name. (状態動詞)
彼の名前を知ってるわ。
* 助動詞は動詞のカテゴリーには入りません。
動作動詞の例
動きがある、動詞っぽい動詞です。
- cut: 切る
- learn: 学ぶ
- play: 遊ぶ
- run: 走る
- wash: 洗う
状態動詞の例
状態を表すので、動詞っぽくない動詞です。
- know: 知っている
- hear: 聞こえる
- like: 好き
- live: 住む
- want: 欲しい
* 状態動詞には、もともと進行形の意味が入っているので、通常進行形にはなりません。
2. be動詞って何?
be動詞は、あまり動詞っぽくない、特殊な動詞です。
意味は主に下の2つ。
- 『存在する』
- 『=(イコール)』
『存在する』の意味の時は、ちょっと状態動詞に似ています。
He was home.
彼は家にいたわよ。
May the Force be with you.
フォースが共にあらんことを。
Be nice.
ナイスでいてね。
『=(イコール)』の意味の時は、『動詞がないからとりあえず be動詞を入れとこっと!』みたいな機能的な使い方。
SVC の構文で be動詞が使われる場合、主語と補語の間にイコールの関係が成り立ちます。
I am a girl. (I = a girl)
私は女の子です。(私 = 女の子)
You are cool. (you = cool)
君はかっこいいね。(君 = かっこいい)
This is he. (this = he)
こちらが彼です。(こちら = 彼)
* 一般動詞は SVO の構文になるので、主語と目的語の間にイコールの関係は成り立ちません。
He dumped me. (He ≠ me)
彼が私を振ったの。(彼 ≠ 私)
She likes soccer. (I ≠ soccer)
彼女はサッカーが好きです。(彼女 ≠ サッカー)
be動詞の変化
be動詞は、人称と時制で変化します。
種類だけをあげるとこんな感じ。
- be(原形)
- am / are / is(現在形)
- was / were(過去形)
- being(現在分詞)
- been(過去分詞)
3. Do? / don’t を使う時
一般動詞の疑問文 / 否定文には、助動詞の do を使います。
助動詞 do の変化
- do / don’t
- does / doesn’t(三単現)
- did / didn’t(過去形)
疑問文
Do you play the piano?
ピアノを弾きますか?
Does he like maple syrup?
彼はメープルシロップは好きですか?
Did you know her?
彼女のこと知ってた?
Where did you go?
どこに行ったの?
否定文
I don’t play tennis.
テニスはしないよ。
He doesn’t like pancakes.
彼はパンケーキは好きじゃないの。
I didn’t know her.
彼女のことは知らなかったよ。
4. Are / aren’t を使う時
一般動詞がない文には be動詞が絶対あるはず。
疑問文や否定文を作る時は、be動詞を使って。
疑問文
語順は、be動詞 + 主語 + 残りの単語。
Are you a girl?
あなたは女の子?
Am I cool?
僕、かっこいい?
Was he home?
彼は家?
疑問詞がある時は、be動詞 + 主語 + 残りの単語。
Where are you from?
どこ出身なの?
How was your day?
今日はどうだった?
否定文
I‘m not his type. (am not)
私は彼のタイプじゃないもの。
You were not late. (weren’t)
君は遅刻してなかったよ。
He‘s not that into you. (is not / isn’t)
彼は君に興味ないよ。
5. 進行形、受動態、be + to不定詞の文は?
『be動詞と一般動詞は一緒に使えない』はずですが、進行形や受動態、to不定詞の時は、be と一般動詞が一緒に使われます。
この時、疑問文や否定文を作るのは be で、be は助動詞扱い。
助動詞なので、動詞の前にあっても大丈夫、ってことみたい。
- 進行形: be + ~ing(現在分詞)
- 受動態: be + ~ed(過去分詞)
I‘m betting on you.
あなたに賭けてるの。
I‘m not flirting, I‘m just being social.
イチャついてるわけじゃなくて、社交的なだけだよ。
What time is he coming back?
彼は何時に帰ってくるの?
He was fired.
彼はクビになったよ。
Were you played?
あなた、騙されちゃったの?
to不定詞の直前に使う be も同じ使い方です。
- be + to不定詞
He is to blame.
彼に責任があるよ。
Who is to see me today?
今日、私は誰と会うことになってるの?
ただ、これらの動詞は全て形容詞的な使い方なので、be動詞 + 形容詞と思ってもいいかも。
こちらの考え方だと、『助動詞の後は動詞の原形』の原則と矛盾しなくて済みます!
6. Can や Have などの助動詞
Can や、Have などの助動詞を使う文では、助動詞で疑問文や否定文を作ります。
Can you see me again?
また会ってくれる?
I haven’t been there yet.
そこにはまだ行ってないわ。
I will be working from home.
在宅勤務してるはずだよ。
Should she be kept in the dark?
彼女には秘密にしとく?
What can you do?
あなたに何ができる?
これらは多分、迷わないから大丈夫!
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Are you kidding me?
冗談だよね?