『数日』『数個』などのアバウトな数に使う a couple of、a few、some、several。
使い分けに明確なルールがないのが困りもの(><)
話し手の主観によるところも大きいし。
それぞれの目安になる数と単語の持つニュアンスで、テキトーな感覚を身につけて♡
- Table of contents -
1. a few、a couple of、some、several の数
一応、具体的な数の目安はこんな感じ ↓
- a couple of: 2、3の
- a few: 2 – 4
- some: 3 – 6
- several: 5 – 7
8 以上は many(たくさんの)。
アバウトな数字なので、人によっても、対象によっても変わります。
2. a couple of、a few、some、several のニュアンス
a couple of、a few、some、several の本来の意味です ↓
- a couple of: だいたい 2 だけど 3 も入る
- a few: 少ないけどちょっとある。
- some: いくつか(十把一絡げ)、何個か、いくらか
- several: いくつか(それぞれを区別してイメージ)
3. a couple of: 2~3の
イディオム a couple of は、『2~3の』の意味なので使い方はカンタン。
I’m taking a couple of days off work.
仕事を2、3日お休みするとこ。
* イディオムを知らない人の間ではa couple of の意味は、『2の』になります ↓
couple と a couple of の意味 ❤︎ 意外と複雑?!
名詞 couple(ペア) での使用ではいつも『2』。
A couple of penguins are having a quiet moment.
ペンギンのカップルが静かな時間を共有してる。
4. a few, few, quite a few の違い
a few は『少しある』ですが、few は『ほとんどない』の意味。
I know a few people here in Paris.
僕はここ、パリに少し知り合いがいる。
I know few people here in Paris.
僕はここ、パリにほとんど知り合いがいない。
話し手が『少しはある』と思ったら a few、『ほとんどない』と思ったら few です。
実際の数は few の方が多かったりすることも。
quite a few で『かなり多数の』の意味になります。
I know quite a few people here in Paris.
僕はここ、パリに結構たくさん知り合いがいるよ。
5. some と several の違い
話し手が対象を十把一絡げに見ていたら some、個々をなんとなくイメージしていたら several を使います。
単語としての数のニュアンスの違い、
- some: 3 – 6
- several: 5 – 7
は実は幻想かも。
some は不定冠詞 a の複数対応バージョン。
I have to run an errand.
用事を済ませなくちゃ。
I have to run some errands.
用事をいくつか済ませなくちゃ。
a couple of、a few、several と違って数えられないものにも使えます。
Some coffee would be nice.
コーヒーがあったらいいよね。
複数のものがあるかないかなので、『何個か』などのニュアンスにも。
We picked some apples for snack.
おやつにリンゴを何個か採ったよ。
She owns some buildings in this area.
彼女はここにビルを何棟か所有してるよ。
* some は基本的に肯定文に使うので、疑問文や否定文では any。
話し手が個々をなんとなく区別してイメージしていたら several。
We picked several apples for snack.
おやつにいくつかのリンゴを採ったよ。
She owns several buildings in this area.
彼女はここにビルを数棟所有してるよ。
『some って言うから 5 個くらいかと思ってたら 1200個だった』なんて話も!
ホント、人によって全然違うのでビックリ♡
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