英語を勉強してもなかなか上達しないときは、日本語の発声方法やコンセプトをそのまま英語に当てはめてしまっているからかも。
まずは両者の違いを把握して、より効果的な学習法を見つけていきましょう(^^)
- Table of contents -
1. 発声方法、リズム、アクセントの違い
息
- 英語: ずーっと出し続ける
- 日本語: 断続的
息継ぎ
- 英語: 一気に話す
- 日本語: 息継ぎをしながら話す
息の吐き方
- 英語: あまり息を吐かない
- 日本語: 息を吐きながら話す
発声の仕方
- 英語: のどの奥も使う
- 日本語: のどの奥は使わない
リズム
- 英語: 裏カウント(裏拍)
- 日本語: 表カウント(表拍)
アクセント
- 英語: 強弱(強勢)アクセント
- 日本語: 高低アクセント
2. 発話や発音の仕方、音声学的な要素の違い
単語間のつなぎ
- 英語: リンキングさせる
- 日本語: 『て、に、を、は』で単語を区切る
母音のオかエで終わる単語の違い
- 英語: 二重母音の “オゥ” や “エィ” になることが一般的。
- 日本語: そのままの音で発音。
促音
- 英語:『っ』の音はない
- 日本語:『っ』の音がある
音素の数(phoneme)
- 英語: 44個
- 日本語: 23個
母音の数
- 英語: 26個(二重母音、三重母音も含む)
- 日本語: 5個
無声音
- 英語:ある(f, h, k, p, s, t, θ, ʃ, ʧ)
- 日本語:ない
シラブル
- 英語: 母音を含むまとまり1つで1カウント
- 日本語: 1文字1シラブル
文字の音
- 英語: 各アルファベットの読み方は前後の文字により変化
- 日本語: 1文字1種類(ひらがな&カタカナ)
3. 文法や表記法、特徴的な違い
語順
- 英語: SVO, SVC
- 日本語: SOV, SC
アポストロフィー
- 英語: 短縮形を作るアポストロフィーがある
- 日本語: アポストロフィーと同等のものはない
文字の種類
- 英語: 表音文字(アルファベット)のみ
- 日本語: 表音文字(ひらがなとカタカナ)と表意文字(漢字)の組み合わせ
数
- 英語: 複数形がある
- 日本語: 複数形はない
4. 文化的な背景、要素の違い
敬語
- 英語: 丁寧な言い方はあるが、謙譲語はない。
- 日本語: 謙譲語がある
住所
- 英語: ストリート名を使う
- 日本語: 区画の番地を表す数字を使う
コミュニケーション方式
- 英語: ローコンテクスト(全て説明する)
- 日本語: ハイテクスト(全てを説明しなくても伝わる)
これらをもとに、より効果的にスキルを磨いてみて!
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